about

イズ マミ

兵庫県生まれ 大阪府在住

 

 

◇~10代◇

「変わってるね」と言われて喜ぶ子ども時代を過ごす。

勉強嫌いなのに「嫌い」と言えない、迷々な学生時代をおくる。

 

◇20代◇

卒業旅行で1か月間 インド、ネパールを旅する。

将来について迷いながら会社員生活を送り、たまに現実逃避のように旅に出る。

職場に飾る花をかっこよく活けたい!と軽い気持ちでフラワーアレンジの教室に通い始める。

一度だけ先生に褒められたことでその気になり花屋に転職。

 

◇30代~40代◇

出産を機に退職。育児に専念。

花仕事に復帰、退職後、ライスワークとして好きな仕事をいろいろ経験。

幅を広げようと、関心があった染色講座に参加。

初心者なのに図々しく中上級者向けコースに潜り込んでしまう。

そこで世界の素晴らしい布を見る機会を得ることができ「布を織りたい!」という

電気信号が全身を駆けめぐり、織りに関する本を取り寄せ、学べるところを探しはじめる。

マヤ織の第一人者である星野利枝氏にたどり着き、2017年より師事。

 

◇~現在◇ 

人生半分以上過ぎて最高に幸せな世界線をコミット。

使命のようなものを追いかけるようになり 人生の賭けにでる。

何歳からでも好きなことで生きていける!と、コントみたいな人生を実践中。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

ペルー・アンデス地方の一枚の古い布に出会い、深い感動と衝撃をうけました。

今まで全く関わったことのない「布を織ってみたい」という思いが突然湧いてきました。

自分でも戸惑うくらい、とても不思議な感覚でした。

小さい頃から好きだったもの、旅した国や経験してきた仕事…

生きてきた点と点、すべてが繋がった瞬間でもありました。

 

織るきっかけをもらった布もペルー

たどり着いた織り方もグアテマラのマヤ織

どうやら、私のルーツはそのあたりにもあるようです。

 

右も左もわからず、織物の知識もまったくないまま始めた原始機。

初めて織った時のじわじわと湧き上がる感動は今も変わりません。

ただの棒きれのような道具で織るということは

面倒でもあり不自由なようだけど、自由でおおらかで愛嬌があって、

そんなところにとても魅力を感じます。

 

手仕事は、人と人とを繋げる力があると思います。

楽しみ、伝えることで、平和に貢献できるんじゃないかと本気で感じていたり…。

根っこの願いはみんな同じ。

 

そのエネルギーを大切に、思いが伝わることを信じて。