diary
徳島県立博物館へ
徳島県立博物館での企画展「アットゥシと太布~糸がつなぐ文化」へ行ってきました。
アイヌ民族の工芸品や作る過程を展示されていました。
徳島の木頭地区の太布の展示もあり、それぞれの地域の一枚の布になるまでの工程をみることができます。
昔は植物や木の皮などで糸にしていたのは知っていましたが、気候や季節に合わせた工程があり
気の遠くなるような作業の連続・・・より良い糸にするために欠かすことのできない大変な作業。
織りは、布にする工程の1割~1.5割しかなくて、9割近くが糸にするために時間と労力を費やします。
なんだか申し訳ないような、大切なことをすっ飛ばしている…そんな気持ちになりました。
織ることよりも相当な労力と手間をかけて糸にする・・・
一から経験してみたい、、、糸の工程も携わりたいと思いました。
左側はアイヌの「オヒョウ」から糸へ
右が徳島 木頭村の「カジ」から糸へ
アイヌの織りの道具
美しい彫りが施されてます。
アイヌの伝統的な織と刺繍での前掛けや刀掛け
なぜこの日に行ったかというと、目的がありました。
オヒョウで編むブレスレットのワークショップに参加するためです。
オヒョウの木は気候の変動などもあって今は貴重になってるそうです。
木のパーツを最後に着けるんですが、これがエネルギーが高いそうです。
お守りとして昔から大切にしているとのことでした。
でね、気づきました。
私のつくるものにも、ほぼすべてにパーツを付けています。
心惹かれるので、ただその理由で無意識につけていましたが深いところで繋がっていました。
自分が好きなもの、好きなこと、惹かれるものには深いところからのメッセージの可能性があると思います。
紐解いてみると、自分を知る面白い発見があります。
実は・・・
ここで書くこともなかったのですが勇気をもって書くことにします。
私は食や健康のことにとても興味があります。
きっかけは私が30代の頃に鬱になったこと、子どもが小さい頃に病を患ったことや、母を癌で失ったことがきっかけです。
それまでの私は感覚的には「何か違う」と感じながらも無知だったため無頓着に生きていました。
子どもを授かり自分より大切な存在ができたことが大きかったですが、いろいろ知っていくうちに変わりました。
免疫学者の方や粗食を勧めてる方などの講演会に足を運び、本を読んだりして、すべてが繋がり腑に落ちました。
最近は農業(家庭菜園程度です)にも興味をもつようになりました。
先日「菌ちゃん農法」の勉強会に行ってきました。
土を菌で元気にすると虫もつかないし栄養満点の元気な野菜が育つことを知り
地球の自然は愛の循環なんだと、身近に感じ改めて…具体的に知れて大変感動しました。
確定申告とオーダー分を仕上げたら、畝作ろうと思います。
で、ふと思ったんです。
もっと学びを深めて何か役に立てることができるんじゃないかと思いました。
静かに温めて準備します。
こないだ正月だったのに・・・
年始の挨拶してたと思ったら、節分も終わって本格的に年があけましたね。
この調子でまた年が過ぎていくのかと思うと、やりたいことを先延ばししてては人生あっという間に終わってしまうぅぅ。
寒さに負けてたらあかんな…と、わかってるけど体が動かずで困ってます。
今年前半の予定が少しづつですが決まりつつあります。
現在エントリー中のイベントも3つほどあります。
遠方にも出展予定ですが、今年は関西で毎月定期開催されてるイベントにも出ようと思っています。
奈良、兵庫、時々京都の予定です。
地元大阪ってあんまりなくて・・・私が知らないだけかもしれませんが。。。
今年初めのお志事は今週末、宝塚市みもざの木さんでワークショップを
翌日9日は奈良の大神神社近くで毎月開催されてるマーケット「三輪はじまりマーケット」に出展します。
秋田 真山神社の狛犬さま
秋田のつづき 3日目
秋田「毛と糸の市」出店が終わり、帰りの飛行機を翌日の夜の便にしていました。
今年は北秋田の伊勢堂岱遺跡に行きたかったので、田沢湖に一泊して向かうことにしました。
昨年も利用した民宿はるやまさんへ泊りました。
看板猫がいて、田沢湖の目の前で素晴らしいところです。
こちらの女将さんも気さくで、いろいろ気にかけてくださり、お料理も盛りだくさんなお宿です。
私が夕食の間、そばにいた「ミー」くん
昨年は雪が全くなかったのですが、今年はたっぷり積もりました。
翌朝、田沢湖まで散歩したのですが、すごく雪が積もって近くまで行けるか恐々…と
なんとか近くまでたどり着いたのもつかの間…あまりの寒さにすぐ宿に戻りました。
朝、二度寝してしまい、今年は女将さんとあまりゆっくりお話しできなっかですが
看板保護猫たちのためにも、また行こうと思います。
ありがとうございました。
チェックアウト後、北秋田の伊勢堂岱遺跡に向けて出発。
途中、御座石神社に寄ってアイスバーンの中、車を走らせ1時間ほどして休憩を取りました。
そのとき何気なく、スマホで伊勢堂岱遺跡のホームページを見たのです。
そしたら!!
月曜日で休館日!でした…
あーーーーまたやってしまった。。。
このところ、こういう凡ミス多くて…
とっても楽しみにしていたのですが、仕方なく
来た道を少し戻り、男鹿市の「なまはげ館」に向かいました。
想像していたのは街中だったのですが、道を間違えたんじゃないか、というくらいの山の中にありました。
実演もしていて、初リアルなまはげ♡
楽しかった!
なまはげさんは優しかったです。
そして帰路につきました。
あー本当に帰りたくなかった。
皆さんに温かくしてもらって、昨年も飛行機の中で泣けたのですが
今年はより一層離れがたかったです。
秋田の皆さん、東北地方の作家さん、ほんとに温かく迎え入れてくださって
生きててよかった、と…私はこんなに人に親切にしていただける価値があったんだ…と思えて、また感動しました。
秋田県在住の出店者の方で大阪出身の方がいらして、昨年は角館の武家屋敷を案内してくださり一緒にランチを食べたのですが
今年も会えたことを喜んでくださり、関西では珍しい秋田産のリンゴをお土産に持たせてくださいました。
帰りのリュックは皆さんの愛でいっぱいになりました。
また来年も行きます!
毛と糸の市のスタッフの皆さんもお世話になりました。
毛と糸の市 ありがとうございました。
今年最後の出店でもあり、2度目の「毛と糸の市」終了しました。
昨年は初めての秋田で、雪もなく大阪と変わりなく過ごせたのですが、今年は雪が降り冬の秋田を味わって帰ってきました。
飛行機で行くのですが、前日からの強風で、もしかしたら仙台空港か、最悪伊丹空港に引き返す…という状況だったのですが、30分ほど遅れただけで秋田空港に着くことができました。
航空関係の皆さん、すごいです。
今回はイベント以外のことも少し書きたいと思います。
毛と糸の市は2日間あるので、前泊を含めて2泊を昨年と同様、横手市の宿を予約しました。
2食付きでお願いしてて、温かな家庭料理・・・ご飯がとてもおいしくて、毎食おかわりしてしまいます。
昨年イベントに出る時にお昼ごはんを食べる時間がないことを気にしてくださり、おにぎりを持たせてくださって・・・
今年もお昼に食べてくださいね、と、おにぎりとフルーツを持たせてくれました。
チェックアウトする日には、美味しくて毎日お替りしたあきたこまちを一升も持たせてくださり、早朝なのに娘さんも来て(昨年もイベントにお客さまできてくださったんです)
お見送りもしていただき、本当に優しさが沁みわたりました。
秋田に親戚ができたような心地よさと温かさで離れがたかったです。。。
また来年も会いに行きますね。
ありがとうございました。
毛と糸の市は出店者同士のものづくりにも関心も高く、作家同士で交流できるので
それも貴重でいい刺激になります。
皆さん気さくで楽しい方ばかりで。
お客さまも出店者さま、主催者さまも宿の女将さんも温かくて感動しました。
本当に心から楽しめた2日間でした。
珍しくこの日記、続きます。
イベント終わりでの秋田旅のこと書きますね。











